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音楽プレーヤー

音楽プレーヤー近年、音楽プレーヤーは、インターネットに接続ができる機種が普及しています。これらの機器はスマートフォンと同様に、無料通話アプリSNSゲームアプリなどを利用することができます。このため、スマホで起きるのと同じ「出会い」や「依存」のトラブルが、起きています。

なぜ、音楽プレーヤーにインターネット接続機能がついているのかというと、音楽プレーヤー端末から直接インターネットに接続し、音楽ファイルを購入するためです。世の中のデジタル化に伴い、今、音楽は、インターネットから音楽データファイルをダウンロード購入し、端末に保存するなどして視聴するものに変化しています。

音楽プレーヤーは、携帯電話のように通信契約でインターネットに接続するのではなく、無線LANでインターネットにアクセスします。自宅に無線LANの環境がなくても、駅や図書館、ファーストフード店など公共無線LANの使用できる場所、携帯電話ショップのそば(店舗外)、パスワードをかけるなどのセキュリティ対策をしていない個人の家の近くなど、無線LANの電波が届く環境であれば、インターネットに接続することができます。

音楽プレーヤーは、保護者に「音楽を聞くための機器」という認識があるため、気軽に買い与えてしまいがちです。しかし、今の音楽プレーヤーは、音楽を聴くためだけのものではなく、インターネット接続端末の一種です。マナーやモラルが身につく前にインターネットに接続できる機器を与えれば、トラブルに巻き込まれるリスクが増します。

子どもが音楽のダウンロードをしすぎたために、親のクレジットカードに高額な請求が来る場合もあります。クレジットカード情報の取り扱いには十分注意し、課金の状況を把握しましょう。利用金額が明確なプリペイドカードを活用するのも対策の一つです。

また、音楽プレーヤーを聞きながらとか操作しながら歩いたり、自転車に乗ったりすれば、危険を知らせる周囲の音に気付かず事故が起きる場合もありますので、「ながら行動」はしないようにしましょう。

公共の場での音漏れや、大音量で音楽を聴き続けることによる聴力低下にも注意し、マナーを守った利用を心掛けましょう。

問題点・危険性

  • スマートフォン、SNS、無料通話アプリなどと同様のトラブルが発生しています。
  • 保護者の目の届かないところでトラブルに巻き込まれる可能性があります。
  • マナーやモラルが身につく前にインターネット機能を利用すると、トラブルに巻き込まれやすくなります。
  • 音楽のダウンロードのし過ぎにより高額な請求が来る場合があります。
  • 「ながら行動」をすると危険に気づかず事故が発生する恐れがあります。
  • マナーを守って利用をしないと周囲の迷惑になります。

対策・対処

  • 利用する時間、場所などモラルを守りましょう。
  • 知らない人や会ったこともない人にメールアドレスや、名前、電話番号、住所などを教えないようにしましょう。
  • インターネットを利用しているすべての人がよい人とは限りません。関わりを持ちかける人を気軽に信用しないようにしましょう。
  • 「ながら行動」は危険です。絶対にやめましょう。
  • 音楽プレーヤー向けのフィルタリングサービスも提供されています。積極的に活用しましょう。
  • 音楽を購入するときには、購入しすぎに注意しましょう。
  • 万が一、被害を受けた場合は、最寄りの警察署の相談係または生活環境課に届けましょう。

お問い合わせ先

岡山県子ども・福祉部
子ども家庭課
〒700-8570 
岡山県岡山市北区内山下2-4-6
TEL:086-226-0557 
FAX:086-234-5770

サイト監修

筒井愛知
(TSUTSUI Yoshitomo)
就実大学人文科学部 非常勤講師